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Blog親の生前に実家を売却するメリットとは?売却の際のポイントもご紹介!

「実家を売却するのは、親の生前と相続後どっちが良いのだろう」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
今回は、生前に実家を売却するメリットと相続後に売却するポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□生前に実家を売却するメリットとは?

1つ目は、相続時のトラブルを防げることです。
スムーズに財産を引き継ぐなら、親の生前に売却するのがおすすめです。
実家をどのように処分するかは、相続人だけで話し合うと意見が食い違ってしまいます。

持ち主である親の意見を聞き、売却したいということならトラブルになる可能性は低いでしょう。
元気で明確に意思表示ができる間に売却の手続きを行いましょう。
売却して得られた現金は、基礎控除の範囲内で贈与してもらう方法もあります。

2つ目は、家族信託で安心できるということです。
高齢になると病気のリスクが高まり、意思表示が困難になる場合もあります。
親の意志が確認できなくなってしまうと、実家を売却したくてもできない状態になってしまいます。

そこで、家族信託が有効です。
親が倒れたとしても、信託を受けていれば実家を売却できます。
売却で得た現金は信託口座に預け、親のために自由に利用できます。

また、親の生前に売却した場合の特例があります。
売却益から最大3,000万円の控除「居住用財産の3,000万円特別控除」ができます。
3,000万円以上の利益が出ないと譲渡所得税はかかりません。
実際、多くの方はかからない場合が多いです。

□相続後に売却する際のポイントをご紹介!

では、生前ではなく実家を相続してから売却する際はどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

1つ目は、相続人へ名義変更する必要があることです。
所有者が親になっている場合は売却できません。
必ず相続登記するようにしましょう。

2つ目は、共有名義になっていれば、全員の賛成が必要です。
一人っ子であれば相続人は自分だけですが、兄弟がいる場合は全員の意見を聞くことが大切です。
共有名義では、権利の割合が持分として登記簿に書かれています。
持分の割合にかかわらず、共有名義で売却する場合は、全員が納得することが必要です。

□まとめ

今回は、親の生前に実家を売却するメリットと相続後に売却するポイントをご紹介しました。
親が健康なうちに実家をどうするかの話し合いをすると良いでしょう。
浜松市周辺で売却を検討されている方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

 

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不動産の大西屋(有限会社 大西屋)

代表 塩﨑 悌吾